今日は私自身の事を少し書こうかな。。。と思います。
ホームページでも紹介をしているように私は2年保育受験をして私立大学付属の幼稚園に入園しました。
その時にひなのような「幼児教室」ではなく、1年間だけ保育をしてくれる幼稚園に週2日通っていました。
覚えているのはおやつに必ずヤクルトが出ること。
後は「喘息」との戦いだけです。
2年保育から通った幼稚園はエスカレーター式(内部試験有)だったので本来は「小学校受験」はしないはずだったのですが・・・
当時の校長先生(園長先生も兼務されていました)から母たちは
「エスカレーター式だからといって安心しすぎです。
小学校から入学してくる方たちはもっと色々な意味でしっかりとできます。
もっとお勉強をさせてください。」
という内容のお叱りを受けたのだそうです。
それからの母はいきなり鬼と化して、
私を姉が通っていた個人の先生のところへ連れて行き、いわゆる「知育」を詰め込み始めました。
できな~い
とんだ勘違いです恐らく園長先生がおっしゃった「お勉強」とは「知育」ではなく「生活能力」を身につけること。
そして、五感を研ぎ澄まして想像力、行動力を養うことだったと思います。
私は・・・。といえば母の想像通り「積木」の数を数えるのが苦手。
3つの絵をつかってお話作りをするのができない。
それ以外にも苦手な分野は数多くありました。
おけいこの帰り道で母はいつも「どうしてできないの?」「何度も練習してるのにね?」
と私を責めて、しまいには「姉妹そろって同じところができないんだから嫌になっちゃう」って
わたしの方がよっぽど嫌なんじゃ!!
と小さな心の中で叫んでいました。
今となっては何故その時にできなかったのかがわかる気がするのですが・・・
恐ろしいでしょ。
もう40年も前の話なのに鮮明に覚えています。
内部試験のぺーパーテストで自分ができなかった問題も覚えています。
「子どもだからわからない」な~んて思っていると、20年後にしっぺ返しが来ますよ。
傷ついた心を取り戻すには時間がかかります。
言葉の使い方には十分気を付けてください。