最近、お友達からのリクエストが多い外遊びは「リレー」と「しっぽ取り」です。
お天気の良い日は公園に出かけて行って、必ず行なっています。
何度も行なっているのでとても慣れてきて、本当のリレーになっていて、相手チームに負けないように一所懸命に走ります。
「しっぽ取り」でも、どこから攻めれば取りやすくて、どっちを向いていると取られやすいかを考えた動きになってきています。
こんなに小さなお友達でも「負ける」ことはとても嫌がります。
でも、「負けること」=「いけないこと」とならないようにだけは十分に気をつけていきたいと思っています。
リレーでも勝ち負けを理解して、負けないように言葉で自分のチームメイトを応援したり、「こっちこっち~!!」と誘導したりしています。
そのチームワークがあったからこそ勝てたとか、途中で遊んでしまったお友達がいて、
応援が少し足りなかったから負けてしまったなど勝ちにも負けにも理由があります。
その理由を皆で考えて、では次にはどうするともっと楽しく遊ぶことができるのか。を言語化するように心がけています。
どんなゲームをしていても「負け上手」になることが大切です。
その負けが次のステップに確実につながるからです。
ご家庭でも、お父様やお母様が常に負けていると、お子さまご自身が負けて立ち止まった時の対処法を知らないまま大きくなってしまします。
時にはご両親も本気で遊び、勝つことが大切です。
お子様自身が挫けた時に初めてお声をかけてあげてください。
もちろん、その時の言葉かけは次に繋がるようににこやかに、無理のないような課題を挙げても良いと思いますし、
なによりお母様が笑顔で、「よくがんばったわね」ということばとスキンシップが必要不可欠です。
そして、次はどうしたらよいかを一緒に考えてあげるスタンスを崩さないことです。
決してお母様方の感覚で「悔しいね。」とか「あの時~すればここが上手くいったのに」というような限定でお話をしないように気をつけてください。
子供は相手が勝ったことを素直に喜ぶ事ができます。「悔しい」という感情が必ずしも備わっているかどうかはわかりません。
言葉での表現がわからないときは代弁してあげることが必要ですが、大人とは少し違った感じ方があるかもしれません。
お子さまをよ~く観察してみてください。
普段見えない事が見えてくるかもしれませんよ。