何年ぶりかで歯医者さんに行きました。
今は当たり前なのでしょうね、治療室が個室でした。
治療をしていただくために麻酔をかけられ、麻酔が浸透するまで少しの時間待っていました。
その間に元気な可愛い声が聞こえてきました。
「こんにちは~」
姿は全く見えないのですが声の感じでは5~6歳くらいの女の子。でしょうか。。。
お母様と一緒に来ていました。
小さいけれど歯医者さんを嫌がったり怖がったりする様子は全く感じられませんでした。
偉いな~。。。と思っていたら
お母様が先生に向かって、
「気がついたら突然親知らずがはえていたんです」
と。
お子さんがかかりに来たのかと勝手に想像した私がきちんとご挨拶して素晴らしいな
と思っていました。
お母様の治療に付いてきたのだとしても、騒ぐこと無く静かに待っていられるのは偉いな。。とこれもまた感心しました。
ところが・・・・
先生の反応が少し想像と違っていました。
「お母さん、親知らずじゃないと思いますよ。第一臼歯だとおもいます。お子さん何歳でしたっけ?」
「5歳です。」
「そうでしょ。親知らずはね、通常は18歳くらいで出てくる人は出るんですよ。5歳~6歳で生えてくる奥歯は臼歯でしょ」
と丁寧に説明をしていらっしゃいました。
またまたお母様が
「え~っ?乳歯が抜けなくても永久歯って生えてくるんですかぁ?」
と聞いていらっしゃいました。
中学生の時でしたか、小学生の時でしたか。忘れてしまいましたけれど子供の歯は20本、大人の歯は28本(親知らずを入れると32本)
乳歯から永久歯に変わる時期は7歳前後が多い(現在は5歳くらいから始まる)奥歯。に関しては新たに6番目の臼歯がはえてくる。(6才臼歯ともいわれますよね)
親知らずは生えてくる人とそうでない人いる。
この辺りの事は授業で習った気がします。
想像していたことと多少違っていても よく考えて思い出してみてください。
きっと慌てずに済みますよ。
それにしても、この先生。
お母様の疑問に淡々と答えていらして、お母様が焦ったり恥ずかしがったりすることが
ないように配慮されている。
見習うべきです。と不思議な勉強をさせていただいて教室に戻りました。