今日の午後は編入の小学生3名が頑張っていました。
それぞれが問題に真剣に取り組み、とてもよく頑張っていたので、休憩時間にみんなで一つのテーマについてお話をすることにしました。
その前に。。。。
2枚ずつひと袋にはいったおせんべいが8袋ありました。
小学生が3名と先生は2名。合わせて5名いました。(何やら1年生の算数問題のようですね!)そこで、3名のお友達に相談をして分けあってくださいと、8袋全てを渡しました。
すると.. 一番年上のお兄さんは
「割り切れないから、持ってきた人がひと袋多く取る権利があるから、先生がふた袋取っていいんだよ」
と。あとの二人はまだ1年生。
「え~っ。」と不満気です、でもお兄さんが続けます。
「とにかく一人ひと袋ずつ取るんだよ。取ってみて」
と言われ、先生含め5人がひと袋ずつ手に取ってみると…
当然3袋あまりました。
その時、勇気を振り絞ったかのように1年生の女の子が言いました。
「一つずつ取ったから、3袋余ったでしょ。それで、子供が3人いるから一人後ひと袋ずつとればいいよ」
すかさず、先生が
「そうしたら。二人の先生はどうするの?」
と聞くと、困る様子もなく「大人だから。。。」と一言。
それぞれの年齢や家庭での立場(長男長女、次男次女)によって残ったものの扱い方がきれいに分かれるものなのだな~と実感でした。
大人は我慢。といった小学校1年生の女の子。とても子供らしい発想で楽しいなと思いました。正直な気持ちだったのでしょう。
お兄さんも「持ってきた人の権利」という大人っぽい考え方が出てきて、とても素晴らしかったです。
先生を含め5人でたくさん話合いをした結果。
子供たち3名が2袋ずつ。大人である先生2名が1袋。
ということで落ち着きました。
そのあとの「対処法」についての話し合いもそれぞれの意見をたくさん出し合って、とても楽しかったです。