ひなの教室にもこのところの転編入試験を受ける小学生が数名いらっしゃいます。
編入試験は空きがないと募集をしない学校が殆どですが、毎年試験をしてくださる学校も少しあります。
そんな学校に向けて低学年から4年生(新5年生)までが頑張っています。
先日、その中の低学年のお友達が一人帰り際に
「先生、僕はどの会場で試験を受ければいいですか?」
と聞いてきました。
最初は意味がよくわからず、もしかしたら編入試験のことをしっかりとお子様にはまだ伝えていないのかな?と思い、
「あなたのお家の近くの学校ではないかしら?」
と答えたところ、
「先生その会場にいますか?」
と聞かれたので
「先生はその会場には入れないと思うわ」
と答えると
「そうかぁ。やっぱり試験官だけがそこにいるのかぁ。代表だから仕方ないな」
という言葉が返ってきました。
お迎えの時にお母様に伺うと
お子様には試験を受けるけれど、それはひなの会の代表選手として指定された会場に出向き試験に向かう。というお話をしていらしたとのことでした。
確かにそうですよね
私たち職員も小さなお子様と一緒に数ヶ月の間目標を持って共に努力をしますが最終的には一人で試験に臨みます。
私たち教室の願いを全て小さな背中に背負って頑張ってくださるのです。
嬉しい結果を持って帰ってきてくださることほど感謝することはありません。
皆が悔し涙を流さなくてもよいように私たちもできる限りのサポート体制で毎日過ごしています。
一人でも多くのお友達と保護者の方の笑顔が見られますように。。。