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人の気持を考える ~コミュニケーション能力・読解力~

小さい年齢のお友達は言葉を上手に表出することができないのは当たり前。
成長と共に沢山の言葉を覚えてご両親と一緒に会話を楽しむ。その後はお友達との会話を楽しむように以降し、自らの考えや想いを相手に伝える術を身につけていく。

核家族化が進む現代では、なかなか小さい頃からお友達と外でルールや競争のあるゲームをしたり、けんかをしたりすることがない。
幼稚園や保育園でも、ルールのある遊びをクラスの皆で行うことや、運動会で徒競走等をして、順位をつけることなどを「子供に優劣をつけるとは!」とか、「一番の子供は良いけれど、勝てない子供にとっては自己否定に繋がる?」などという理由で避けて通る。

喧嘩もいけないことという認識となり、喧嘩をさせないように大人が間に入って、不完全燃焼のまま大人だけ解決したと思い込む。
そんな状況の中で成長する子どもたち、小学校に通うようになり国語の教科では特に
「作者の気持ち」や「主人公の気持ち」を考え、文字で表現する必要が出てくる。
しかし、幼稚園児の頃から自らの想いを伝える事をしっかりと身につけていない状況で「勉強」として「気持ちを考える」と言われても、できるはずがない。

ある場面で、主人公が何を考え、何を感じたのかを知るには、その主人公にそれぞれがなりきってみないと気持ちを理解することは不可能だ。

だからこそ、ひなでは連想ゲームをしたり、昔話をアレンジしてお話しを作ったり、直接勉強には関係ない。と思われがちな、ゲームを行ったり、模倣体操(リトミック)をしたりして五感を使って感じ、学んでもらう為にたくさんの事を体験して頂きます。

保護者の皆様もそれらの実体験が机上の勉強と同様にどれだけ必要なことかを理解し、私達に心から信頼を寄せ協力してくださっていることに心より感謝します。

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