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お悩み解決講座~1回~

本日は、ひなの教室の「相談メール」に送られてくる内容に数多くこんな物があります。
「言葉が出なくて気になっています」

対象のお子様の年齢は1歳2ヶ月~3歳。
皆さんの家庭環境や生活週間など同じ条件ではないので「絶対に」というものはありません。特に、男女差や月齢の差も大きいと思います。

おおまかに、1歳半近くなるとママ、パパ、ワンワンなど簡単な単語が出てくるようになります。
他にも「ありがとう」が「あーと」「ちょうだい」が「だい」となり、あとはまだ喃語が沢山表出しています。
この時期に焦らずたくさん耳から言葉を聞かせてあげてください。
お子さん達は頭の中のコンピュータに言葉や意味をインプットしています。

2歳を過ぎると「ママ、来た」「パパ、バイバイ」等の2語文、3語文に移行するようになります。
「もうすぐ3歳なのに、まだ単語を並べるだけで、あまり2語文になりません」
という声もよく聞きますが、単語が出ていて、大人からの指示を理解して行動出来ているようであれば殆ど気にする必要はないと思います。

1歳~2歳の1年間で全く言語に対して成長が見られない。とか2歳~3歳の1年間でも表出単語の数が増えていない…等 極端な状況が続くようであれば少し気にしてみても良いかもしれません。

あくまでも全くとか極端にというところがポイントで「他のお子さんと比べて」とか「兄弟、姉妹と比べて」ということではないと認識してください。

お子様お一人お一人で成長の仕方が違います。
お母様方の焦りは一番お子様の言語成長を遅らせます。
ご家庭の中で、お子様からの言葉や意思表示が出てくるのをじっくり待つこともとても大切なことです。
「これ欲しいの?頂戴でしょ。頂戴。言わないとあげられないのよ」
と早口で言っているものの、結局少しも待つことなく欲しい物を差し出して
「お口で頂戴って言わなきゃダメなのよ」
こんなことの繰り返しをしているな~。。。
と思うお母様は、ゆっくりとお子様のペースで話しかけ、待ってみましょう。
お子様からの言葉が出なくても、お母様の言葉を聞いているかな。と確認しながら会話を楽しんでみてください。
早速、明日から実行してみましょう。

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