今日のお題は、「いつから始めるお稽古事」です。
ひなのような幼児教室もお稽古事の一つと考え、習慣付ける事が大切ですよと常にお話はしていますが「お稽古」とは少し違った位置づけかと思います。
「お稽古」というとサッカー、プール、バレエ、ピアノ、お絵描き、体操、英語などでしょうか。
3歳の声を聞いた途端「くもん」というご家庭も多いのかしら?
これらのお稽古は何歳から始めるのがいいか?
音楽を専攻されている先生方に伺うと絶対音感は3歳までに育てるとおっしゃいますし、それに連動して英語も柔軟な感覚を持ち合わせている時に始めると違和感なくできるとよく聞きます。
ただ、英語に関しては言語習得が確実になるのが3歳なので、それ以前にご両親と会話をしている言語(大半の方は日本語でしょう)と違う言語を週1回~2回耳から入ってくると頭の中のコンピュータが混乱して、言語の表出が遅れてしまうことや言語理解の度合いが悪くなることもあるので気をつけて欲しいです。
逆に、サッカーや体操はある程度の年齢まで成長してからでないとなかなか集団に入れてもらえない事があるようです。
そう考えると、お母様がお子さんの事を見ていて、このくらい◯◯ができるようになったのであればプール教室に参加してみようかなとか、これくらい✕✕が理解できるならピアノやお絵描きをさせてみようかな?
とそれぞれのご家庭でタイミングが違うのではないでしょうか?
目安としては、教えてくださる先生が決めていらっしゃるはずです。
例えば、当教室では自立歩行ができるようになったらなーさりークラスという目安を設けています。
どんなお稽古でも共通して言えるのは、お休みをすること無く通い続ける事ができること、教えてくださる先生を心から信頼できること、預ければそれで終わりではなく、ご家庭でも協力ができることが大切でしょう。
プロの選手にするためのお稽古ではないにしても続けることで忍耐力や努力をする心や力を養うことが必ず出来ます。
お隣の◯◯ちゃんが始めたから家も。。。ではなくお子さまをしっかり見つめタイミングを探しましょう。