皆さんのご家庭の中でお子様が「我慢」をしているものは何ですか?という質問をされて即答できる方は少ないのではないでしょうか。
「我慢」とは一体どのようなことが自らの想いを制御して耐え忍ぶこと
と辞典を引くと書いてあります。
では、ご家庭の中で何かを我慢する状況を作っていますか?
よく聞くお話しに「嫌な事があると道でもどこでも大声で騒いだりひっくり返ったりするんです」という内容があります。
家の中でできないことは外でも絶対にできません家の中で出来ても外にでると環境が変わってできないこともあるのです
。
小さいからまだ何を言ってもわからないし、言っても言わなくても同じなどと、親としての仕事を放棄している方はいませんか。
1歳でも「我慢」を覚えてもらうことはできます。もちろん、いきなりあれもこれもといっては無理です。
そんなことをすると、毎日「できな~い」「できな~い」と焦るばかりでお母様の方が精神的におかしくなってしまいます。
「我慢」に限らず、何事もお子様に躾ける時には「スモールステップ」を心がけましょう。
例えば、お母さまが使っているボールペンと手帳を使いたがったりした時、うるさくなるくらいなら貸してあげてもいいものだから、使わせるお母様のものなら何でも使っていいわけではないですよね?
ダメなものはダメと泣いても我慢をしてもらいましょう!
お父様とお母様がお話しをしている最中や、お母様がどなたか別の方と話をしている最中に横からお子様が「ねぇ。ママ~。あのね。ママ。」と自分に向いて欲しくて話しかけてくることないでしょうか?
このようなときも「少し待っててね。今お話中だから。」と、お子さまに「我慢」ということを覚えていってもらいましょう
いつもお話していることですが、お子さまの成長とともに、親力も磨いていきましょう。