みなさんもメディアなどで「特別支援」「発達障害」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
お子様のクラスに4名くらいはいらっしゃるかもという新聞記事なども読んだ事がありせんか。
言葉は聞いたことはあるけれど、本当の所はあまり知られていないと思います。
当教室では、未就学児までの「特別支援教育」にも力を入れている教室です。
当教室で一緒に学んで頂ける「特別支援」とは、数年前まで「軽度発達障害」といっていたお友達です。
今日は、この「発達障害」について少しだけ皆様にも知って頂きたい事を書いてみます。
平成19年に国が公立小・中学校に「特別支援クラス」として発達に特性のある子どもたちに教育をするクラスをを設け、専門チーム(校長或いは副校長、教頭などを中心に養護の先生、担任、医療機関、福祉で構成)を作り、家庭と連携をとる事を義務づけました。
では、この「発達障害」という言葉を知って頂きたいと思います。
先程も書きましたが、数年前まで「軽度」という言葉がついていました。
知的障害(重度)が認められない発達に特性のある子どもたちの事をいいます。
知的の部分で障害がないという事で「軽度」という言葉がついていました。
今では、その言葉も取り、広汎性発達障害、高機能障害、注意欠陥・多動性障害・LDを総称して呼ぶようになりましたまた、ここ最近では「自閉症スペクトラム」という総称に変更されてきています。
ただ、自閉症スペクトラムには知的障害のある自閉症も含まれます。
これらの特性は大体2歳半頃から気になるようになり、言語の表出が遅い、コミュニケーションが取りにくい(目を合わせない)、どうしてもじっとしていられないなどの特性が現れてきます。
一つひとつの障害名の特性についてはPART2でご紹介することにして、今日は発達障がいという言葉の起源をさらっとまとめてみました。