昨日に続き「幼稚園受験」についてです。
募集要項に面接、自由遊び、母子遊び、簡単な発達検査等と書かれているのをご覧になったことがあると思います。
自由遊び、母子遊びはただ遊ぶだけで本当にOKなのでしょうか。
もし、そうであれば、どうやって優劣をつけるのでしょうか。
自由遊びや母子遊びの中でもチェックするポイントがあるはずです。
お友達数名と一つの空間を同じ時間共有するわけですから、お互いにどんな関わり方をするか。
このようなことをお母様にお話をすると
「家の子はお友達におもちゃを貸してあげられないんです」
と困った感じでおっしゃる方が多いのですが、貸してあげられないからダメ。ということではなく、貸してあげられないには「貸したくない」という気持ちが強く出ているのですから、その気持ちをお友達にどう表現するかが問われます。
「次ね」とか「〇〇が終わったら」と声をかける。
「こっちならいいよ」と代替え案を提示する等方法は幾つかあると思います。
そんなことが自然とできるように普段からお母様も促してみると良いですね。
母子遊びはそのようにお母様がお子様の遊びや行動、言動に対してどのような言葉がけをどのタイミングで行っているかを見られていると思います。
最後に簡単な発達検査ですが、身体能力だけではなく、知的能力も月齢に応じた発達を遂げているかどうかを見るものです。
この、「月齢に応じた」というものは何をどれくらいできればいいのと疑問や不安がたくさん出てきますよね。
それぞれの幼稚園での基準があります。それを知って
、そこに合わせるのではなく、ひなでは、月齢でできていた方がよいことが何かを知り身に付けるようにすることが必要だと考えています。
幼稚園に合わせてお子様を成長させるのではなく、お子様の成長に合わせて教育環境を選ぶ。
というスタンスで幼稚園選びや試験に臨みましょう。