泣いても笑っても後2日でセカンドの試験です。
算数、国語のペーパーテストの準備はもちろんのことですが、それだけでは終わらないのが聖心女子学院のセカンドステージです。
新聞の読み取り、作文もありますが、数名ずつのグループになっての行動観察もあります。
幼稚園の年長さんが私立小学校の入学試験で行うような行動観察ではないのですが、1年生の時から4年間を一緒に過ごしてきた90名のお友達の中に入っていくわけですから、コミュニケーション能力や周囲を見る力などが備わっていないと仲間入りすることが難しいですね。
受験番号順に知らないお友達とグループになり、制限時間内でテーマに沿って話し合いまとめる。
単純なことですが、ドキドキという部分とワクワク。
初めて会うお友達はどんなタイプかな?
誰か最初に音頭を取ってくれるかな?
変なことを言って冷たい空気が流れたらどうしよう?
ひっかきまわすお友達がいてまとまらなかったらどうしよう?
などなど、みんな不安に思っていることは同じです。
ひなの会のお友達はたくさんのテーマで話し合いを重ねてきました。
時には学年を超えてグループを作り、違う学年のお友達にも理解してもらえるように説明をしました。
最後の話し合いの時も、4年生が中心となって、3年生も話し合いに参加しました。
20分間の話し合いが始まってすぐに
さすが4年生!
素晴らしい話し合いの仕方。
3年生を上手に引っ張り、時間内にまとめていました。
1年前はなんて幼いのでしょうと不安に思っていた彼女達が
今は堂々とした態度で、下級生の立派な見本となり、頼もしいお姉さんになりました。
この成長は嬉しいと同時に涙が出そうな程感激でした。
3年生にはこの先輩の姿を目に焼き付けて、1年後の自分たちの姿を重ねて欲しいです。
さあ、明後日は自信を持ってお友達との会話を楽しんできてください。